また、ちょっと壊れた…。
忘備録である。
ある日、ロードスターのワイパーの根っこの付近の…あの樹脂製の部分…が割れているのを発見してしまった。


というわけで、名称不明のこの部分を交換すべく、gooooogle先生に色々と尋ねると…
・この割れている部分は「カウルグリル」と云う。
・これを交換するにはワイパーを外して、経年劣化したグロメット(カーファスナーの一種)を交換する。
…これだけ。簡単じゃん。
(じいちゃん…あちこちガタがきとるねぇ…わしが直しちゃるけぇ、待っとりんさい…。)
ということで、早速部品を取り寄せた。
必要部品
まずはカウルグリル本体。NB8Cと書いてあるけど…、品番は間違っていない。
次に楕円形のスクリュー グロメット2個。
これは品物のリンクが見つからず。
<品番:NA01-50-798>

あとは、もし劣化が酷ければ、フロントワイパーアームカバーを交換。
「ボンゴ用」って書いてあるけれど、NAにも適合。

作業手順

まずワイパーアームの根元の丸いカバーを外し…(内張り剥がし無くても手でとれる)

中のボルトをソケットレンチで緩めて外す。ソケットは12mmが対応。
その下のアームが錆びてるのは気になるけど気にしない…
(これも、意外と簡単に外せるらしいので、いつか…そのうち…錆びを取って、色を塗りたいとは思っている。)

すると、ワイパーが外せる。ワイパーの位置は事前にフロントガラスにフセンか何か貼って目印をしておくと後で戻しやすい。

その後、カウルグリル上のキャップを取って、中のネジを外していく。

このキャップ、両端が楕円形で、中央部の5個は丸。5個の丸は新品のカウルグリルに、その下の白いグロメットも一緒に組み付けてあるので、破損しても構わないが、楕円は再利用する必要があるので慎重に。でもこれも新品が手に入る。
こういった、細々とした部品が一体どこに何個必要なのかがとても分かりづらく、いつも苦労する…。でも、こんな旧いクルマなのに、純正部品がそれなりに良心的な価格で普通に手に入るのだから、ユーノスロードスター乗りは幸せだと思う。

丸キャップは傷ついても構わないので、グリグリやって外す。

ネジが現れる。

キャップとネジを全部外すと、こんな感じでカウルグリルが取れる。
その下が…汚い…。

これが丸キャップの下のスクリューグロメット。外すとき、この類の内張りはがしだと割れる。金属のレンチみたいな形の「カーファスナーはずし」も厳しい。割れても、新品のカウルグリルに付いている(←これを知らなくて、5個買ってしまった…。)ので問題ないが…、割れた破片が飛んで行ったりするのでやっぱり良くない。
「カークリップはずし」なる便利グッズがあるようなので、次回以降のために購入しておこうかな…。

楕円キャップの下のグロメットだけ交換して、後は新品のカウルグリルをはめ込み、外した手順逆に組み付けていく。ワイパーって、こんな簡単に外せるのかと妙なところで感心…。

完成!カウルグリル自体も、経年劣化でやや白っぽくなってたので、しっかり黒いところが黒くなって満足。
終わりに
簡単な作業の割には、色々と間に別なことをやったりして、午前中丸々、約3時間かかってしまった…。古いグロメット外しが難航したのが大きい。ボロボロだし…、割れた破片どこにいった??となるし…。
明日以降、ほつれかけている幌のエッジを…縫っていこうと思う。
次はどこが壊れるかな~ ♪ (泣)