エルマーとULTRAMAX【LeicaDⅢ】

Leica DⅢ

 
約3か月ぶりに、フィルムを現像に出した。
バルナックで撮ったフィルムの現像に至っては約半年ぶりだ。

…というのも、特徴的な色味を醸すKodak ULTRAMAX400がAmazonでちょっとお手ごろに売られていたので、「このバキバキの色を出すフィルムをふわふわエルマーとバルナックで撮ったらどうなるだろう…」と思ったのがきっかけ。

created by Rinker
KODAK
¥22,000 (2024/09/16 15:38:07時点 Amazon調べ-詳細)

ULTRAMAXと言えば、以前所有していたNikon F6で使用したことがあるが、Nikkorレンズとの組み合わせもあってキッチリシャープな写りと派手な発色の印象があった。しかし、フジ製品よりも割高(だった)ことと、独特(時に非現実的)な色味にややアクが強すぎると感じ、一本試して以来使うことはなかった。

しかし、その後Leica M9を使用するに至り、Kodakセンサーと一緒に過ごすようになってから、こういうのもアリだなと思うようになった。ぶっ飛んだ色、いいじゃん!

というわけで、今回はLeica DⅢとElmar5cm f3.5とULTRAMAX400の組み合わせ。
 

実はこの一枚が一番ULTRAMAXぽいと思った。なぜこれを撮ったんだろうか…
数か月前に同じ状況を撮ったけど…手足が伸びた…?目に見えて成長している…気がする。
「虹が出てる!」と娘は喜んでいた(^^

ULTRAMAXの派手さとエルマーのふんわり感の…調和、というよりせめぎあい?つぶし合い?そんなことはないかな。個人的には結構気に入っていて、あと9本、この夏にがっつりバルナックで使い込んでやろうと思っている。

我が家のバルナックライカ、Leica DⅢは1936年生まれ、エルマーは1939年生まれらしい。さて、いつまで庶民がフィルムで撮れる日々が続くだろうか。

84年の時を超えてもなお、同じ規格で、庶民の手の届く値段のフィルムを使って写真が撮れる奇跡を思いつつ、2020年の夏をフィルムに焼き付けたい。
 

スポンサーリンク