カラスコと熊本ぶらぶら【LeicaM9】

仕事で熊本に行く機会があって、夕方から時間ができたのでM9にカラスコをつけて散歩カメラへ行ってきた。
秋の夕暮れ時、Tシャツ一枚だと肌寒さも感じるくらいだけど、どんどん歩けばそれも心地いい。
 

マイ・フェイバリット・シュッチョウセット

まずは熊本城周辺へ向かう。
再建途中の石垣が番号を振られて丁寧に置いてあった。
これも、きっちり嵌るようにまた積み上げていくのだろう。

途方もない作業だ。

しかし、これを先人は重機もない時代にやっていたのだから、ただただ凄いとしか言いようがない。
 

見学用の小径も整備されていたりして、意外とお城のあちこちを見ることができるようになっていることに驚いた。

崩れたままの城壁や石垣、あちこちに建つプレハブ、積み上げられた資材…。

まだまだ残された傷跡は深い。が、着実に再建は進んでいるようだ。これからの変化も、見逃せないだろう。
 

城を南に出てすぐの「加藤清正像」から坪井川に沿って北東に歩く。
市電の走る大通りから一本内側になるので、静かにのんびり歩ける。
 

そのまま歩いて上通アーケード、上乃裏通りのほうへ歩く。

熊本市の人口は松山市よりも多く、新潟市や仙台市よりも少ないそうだ。
うん、街の規模は確かにそんな感じだった。

週末の市内は活気があって、皆楽しそう。
そんな中をM9を片手にどんどんふらふら歩く。
 

ここで夕食。安くて美味しかった~。

仕事柄、いろんな地方を訪れるけど、どこも違っているし、どこも似たところがあるから面白い。
いずれにしろ、今ある姿は今しか見れない。
熊本城なんて、次に見るときには大きく変わっているだろう。

数十年後、自分が撮った写真を見返すのが楽しみだ。

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