夏のエルマーと秋のズミクロン【LeicaDⅢ】

梅雨時にたまたまULATRAMAX400が10本セットで安かった(Amazonで、おいくらだったか覚えてないけど…)ので、「この夏は青空に青い海、時に過剰に青い、ULTARAMAXの夏にしよう!!」と意気込んで買った!

…ものの、使う機会に恵まれずと言うか、M9の出動機会がどうしても多くなってしまった。夏の初めの様子をいくつか撮ったあと、我が家のバルナックライカ:LeicaDⅢは防湿庫に鎮座する日々が続いてしまった。
 

ある日、なんとなくDⅢに目が留まって、相変わらずの渋い佇まいに「最近あんまり触ってなかったな…」と思いながら空シャッターを切る。いつも通りのスムースな手触りを味わいつつふと裏ブタを開けると、なんとフィルムが入っている…!

84歳(1936年 昭和11年製造)のおじいちゃんカメラにフィルムを入れたことを忘れるくらい放っておいてしまったことを心の中で詫びながら、この日はDⅢと娘とドングリを拾いに森へドライブに行くことにした。
 


その、夏と秋を、感光を挟んで収めたフィルムの現像が今日上がってきた。
夏はエルマー、秋はズミクロン。
写りに違いが大きく出ていて面白い。
 

 


 

先生のおうちのリスさんにあげるドングリを一生懸命拾う。
帰る時間になって残念そうな気持ちが滲む後ろ姿…

たまたまエルマーとズミクロンを使い分けることになったけど、それぞれの特徴が思いっきり出ていて面白いと思った。

同じカメラなのに、レンズが違うだけでこんなに…って、そりゃそうか。

DⅢにはまたすぐULATRAMAXを詰めて数枚撮った。

今度は忘れないようにちゃんと撮りきろう。
 

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