高ISOで撮ると目立つ謎の模様【EOS R5&Lightroom Classic】

最近、飛行機夜景を撮りまくっている

EOS R5に付けるレンズは現在、
①RF50mm f1.2L
②EF100-400mm f4.5-5.6LⅡ


この2本で、近所の大阪国際空港(伊丹空港)の撮影スポットに夜の飛行機を3回ほど撮りに行ってきました。
この空港の近所の千里川土手という場所は全国的に知られた撮影スポットで、着陸してくる飛行機を真下から撮影することができます。昼間や休日は家族連れやカップルでにぎわいますが、平日夕方以降ともなると、デカいレンズにぶっとい三脚、脚立を備えたガチカメラマンが列をなすスポットです。

私が訪れた時は少なくとも10人はそのような人々がたたずんでおり、言葉を交わすこともなく黙々とただ写真を撮り続けるというなかなかストイックな約2時間ほどを過ごすことになりました。

問題発生?高ISOだと特に、謎の模様が浮かび上がる

この写真たちですが、タップで拡大すると、同心円状や網目状に変な模様が見えるのがよくわかると思います。

それぞれISO10000以上で撮っているもので、Lightroomでノイズ軽減はせず、露出を上げて明るくしたものです。(デスクトップ版のLightroom Classicを前提に話しています。以下同様です。)

こんな感じの模様。これはレンズキャップを付けてISO20000で撮って露出を上げて模様を見えやすく処理したものです。最初見たときはびっくりしました。

EOS R5、ノイズが多いと聞いてはいたが…でも、どうもR5のせいではない

EOS R5、高画素機ならではのノイズが多いとは聞いていたので、こんなものなのかなと最初は思っていました。でもJPEGはすっきりきれいなデータで出力されているのでRAWでこんな謎の模様を消すためにノイズ軽減をがっつり効かせるのも嫌だなと思っていました。ネット上にもこの手の情報があまり転がっておらず、気にしないようにして使っていました。

原因はLightroomのレンズ補正、悩める対応策

それでも調べたところ、Lightroomのレンズ補正が影響しているらしく、確かに
現像ーレンズ補正ー「プロファイル補正を使用」のチェックをオフにする or ゆがみのスライドバーを0にすることで謎の模様は消えました。
本当はランダムに存在するノイズがゆがみの補正に伴ってパターンができてしまい、模様として現れてしまうらしいです。
模様を消すことはできましたが、ゆがみ補正は効かなくなります。
でもこれ、Lightroom固有の現象のようで、Canon純正現像ソフトのDPPだと謎の模様はきれいさっぱり出ません。

RAW現像に関して、選択肢は4つか、5つ?
①模様が出ても気にしない、ノイズ軽減処理で対応
②レンズ補正をオフにして、ゆがみは気にしない
③DPPで現像、細部をLightroomで詰める(DPPは動作が重くてなかなか使いこなせそうにない)
④その他現像ソフトを導入(CaptureOneやLuminarとか??)
すごく明るいレンズを買って、ISOを上げなくて済むようにする!!!

現状では私は①か②になってしまっております…
ISOが高くなければ、例えば夕景などではレンズ補正入れていても、きれいに写ります。(タップで拡大)

難しい選択を迫られています。
⑤は冗談として、対策をぼちぼち考えたいなと思っています。

もし、なにか対応されている方がおられたら、お教えいただけると幸いです!

にしても、飛行機って美しいですよね…!
あの黙々と皆で写真を撮っている謎に静謐な時間、結構好きでした。次はいつ行けるでしょうか。

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すっかりサブスクに慣れてしまいました。私は絵も描くので、PhotoshopやFresco使ってサブスク利用料分、しっかり使っているはずと信じたい。

Lrに比べて情報量の少ないCapture One、どうなんでしょうか

これは…買い切りなのでしょうか。カメラ系Youtuberのゆーとびさんが使っていることで(私の中では)有名ですね。ゆーとびさんもR5二台持ちなので、これを推している理由がきっと明確にあるはず…

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