突然飛行機を撮り始めて感じた面白さと難しさ!【EOS R5× EF100-400mm f4.5-5.6LⅡ】

望遠レンズの使い道

EOSR5&EF100-400mm f4.5-5.6LⅡ

元々、子供たちの発表会や運動会などを撮るために導入したEF100-400mm f4.5-5.6LⅡ。
ただ、常にそんなものがあるはずもなく、このレンズは少し山に入って、野鳥撮りなんかしたら楽しそうだと思っていました。特にEOS R5の鳥の瞳認識はすごいと評判だったので…。

でも、近所に行けば台風でもない限り確実に撮れる、望遠で撮ると楽しそうな鉄の鳥がいることを思い出しました。(まあ、合金だったり、最近は複合素材も使われているだろうけど。)

飛行機撮影はちょっとスポーツっぽくて面白い

EOS R5 SS1.0sec f10.0 ISO640 300mm

大阪国際空港、通称伊丹空港は全国的にも有名な、着陸直前の飛行機を真下から撮影できる千里川の土手というスポットがあり、そこに最近は足繁く通っています。また空港側には伊丹スカイパークと言われる公園など、色んなスポットが点在しており、飽きることなく楽しむことができます。

今回は飛行機撮影で感じた面白さや難しさについて書きたいと思います。道具を揃えて、イメージを膨らませて準備して、撮りたい瞬間に臨むのはまるでスポーツみたいだな、と思った次第です。

飛行機夜景撮影、実際にやってみて必要だと感じた準備

夜に訪れると、滑走路の各種灯火が幻想的に輝き、特に離陸直前に一瞬停止するタイミングでの写真は絞りを絞った上で低いISO感度で撮ることのできる絶好(唯一無二?)のチャンスとなります。ただこれも、一瞬停まったり、全く停まらなかったり、意外と長く停まったり、管制上の都合やパイロットの操作で変わります。それも難しいところ。プロの方の作品や、各SNS等でも本当に綺麗な飛行機夜景写真の作例をたくさん見ることができるのですが、真似しようと思うとこれがなかなか難しく、夜景土手3回目にしてやっとそれらしきものが撮れたのが上の一枚です。
その時思った必要な準備を、(自分のために)書いておきます。

①手持ちの中で最大重量最大伸長の三脚を持っていく
 フツーの人は三脚を何本も持っていないであろうことはここでは置いといて…ここはよく風が吹く場所(滑走路が2本あるので、風向きによっては隣の滑走路へ進入する飛行機のジェットブラストの影響でビュンビュン風が吹きます)なのでひ弱な三脚だとブレますし、三脚の高さが約170センチ確保できれば、柵の上からの撮影をすることもできます。雲台とカメラで全高180㎝超えるので私は踏み台が必要になりましたが…。ちなみに私は1望遠レンズ購入を機にレオフォトのLS-365Cという三脚を購入しました。10年ぶりの購入、2本目の三脚です。かなりぶっとい三脚で安定性がありながらもコンパクトで気に入っています。

②レリーズケーブル等、リモートでシャッターを切る手段を確保する
シャッターを切る際に、切る動作でカメラが揺れて写真がブレます。2秒セルフタイマーを設定してもいいのですが、2秒の待ち時間ももどかしく、使い勝手はやっぱりレリーズケーブルかなと思います。Bluetoothで繋いでリモコンとしても使えるので、いずれそれも試してみたいなと思っています。

③時刻表で次の離陸機は何なのかいつ来るのかを確認する
千里川の土手は着陸機を間近で見ることができる日本有数の聖地(?)なので、そっちに目を奪われて離陸直前の飛行機を撮り逃したことが何度かありました。普段から場当たり的に生きている証拠ですね。
動いている着陸間際の飛行機を撮るための設定と離陸直前に静止している飛行機を撮るためのカメラの設定は当然のことながら全く異なりますよね。
動きものはSS上げて、ISOもマシマシで絞り全開でなんとか見れる写真にしたい。
停まってるならなるべくSS下げて、ISOも下げて絞りを絞って光条が出るとかっこいい。

相反する設定なので、事前にプリセットでも作っていない限り咄嗟には切り替えられない。
要は離陸機を待つならその設定にして、時刻表を見てお目当ての飛行機が来るのを辛抱強く待つべし、ということ。着陸機の勇壮な姿は目と脳に焼き付けるか、ボディをもう一台買って撮るかした方がいいです。

④管制官とパイロットの通信が聴けると尚良い
ちょっと難易度高めかもですが、Live ATCというサイトで、伊丹空港の管制官とパイロットとのやりとりを聞くことができます。「Airport」というところに伊丹空港の記号、RJOOを入力すると聴くことができるようになります。このやりとりを聴いていると、飛行機が着陸前にどれくらいのところにいるのか、とか、出発機が駐機場を離れたな、とかがわかるようになります。一応全部英語ですが、基本的には決まり切った単語でしかやりとりしていないので、試しに聴いてみてはいかがでしょうか。

滑走路に描いてあるシマシマが映って、シマシマパンツを履いたように見えます。

飛行機と言えば流し撮り

って、勝手に私が思っているだけなのですが。
着陸間際でさえ時速200キロは出ている飛行機、そんな高速移動物体は流し撮りもやっぱり難しく、なかなかマトモに写すことすら難しいです。
色んな方の書き込みやコツなどを調べましたが、結局は慣れの問題のようで、歩留まりを上げるにはとにかく撮りまくって感覚を掴むしかないようです。

カメラによってもAFの効き方に差があるので、そこも難しいところです。
EOS R5には「飛行機撮影モード」は現時点で備わっていないので、コクピットを識別してずっと追い続ける…なんてことは今のところできません。ただ被写体認識と追尾は優秀なので、AF開始点を指定して、追尾優先AFを今のところ使っていますが、ずっと狙ったところを追尾してくれたりくれなかったりします。
設定が悪いのか、他のゾーンAFとかにしたほうがいいのか、まだ試行錯誤しているところです。

飛行機の躍動感ある姿を流し撮りで捉えられた時はちょっと感動してしまいます。

Canonのミラーレス使いの方々で、どのような撮り方をしているか、コツをご存知でしたらお教えいただけると幸いです!!

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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三脚、悩みに悩んでこれにしました。この世界も沼ですねぇ…

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せっかく R5使ってるし…欲しいような、そうでもないようなw

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