最近は手に入れたばかりのバルナックライカ、LeicaⅢbとエルマーのすばらしさにやられてしばらく他のカメラを触っていないくらいだったが、Ⅲbの最初のフィルムよりも前にNikon F6やmilolta Hi-Matic Fで撮影していたフィルムが現像を終えて、先日届いた。
届いた、ということで…今回は現像すべきフィルムが5本溜まったので、まとめてサンキューフォトさんに依頼した。『超!プリ』というサービス名であるので、一瞬プリクラ的なものを想像してちょっと引いてしまったのだが…実際は(当然のことながら)真っ当なサービスである。
フィルムの発送、現像、支払い、受取と時間がかかるが(今回の場合は2月6日に発送して受け取ったのが14日だった。)、まとめて現像する分には廉価であり、600万画素相当にしても割安であるのでお得感がある。
そもそもフィルム1本を撮りきるのに少し時間がかかるのに、それをため込んで、どこかへ発送して受け取るなんて…受け取った写真を見るときには完全にタイムスリップ気分だ。これもデジタルでは味わえない感覚ではないだろうか。のんびりフィルムカメラライフ。
現像後の写真を見ると、やはりF6の頼もしさを感じる。
子供写真に限って言えば、逆光で被写体が黒つぶれするシーンで露出を外すことはほぼ100%無い。(逆光なのにピンポイント露出にしなかったせいで子供の顔が黒つぶれしてるものが数枚あった…失敗失敗…)
適正露出で常に描写されるのだと考えて、それに対してどれくらい足し引きすればいいか考えて撮ることで、狙った雰囲気に近づけることができる。
室内でSSが稼げないときにVenus800で撮ると、1/60は少なくとも稼げるので、被写体ブレして子供の残像しか写っていない、ということが防げる。このフィルムの描写も良好…というか好みの描写で、まだ使っていないNATURA1600が無くなったらまた買うかもしれない。
子供を連れて、F6とⅢb、デジタルサブとしてGRⅡで完璧ではないかと今のところ満足している今日この頃である。去年の今頃はオリンパスのPROレンズ揃えようか、NikonDf買おうかなんて妄想していたのに…人生どうなるかわからないもの。
…エルマーがとても気に入っているので、ほかの時代のモノはどうかな~とか、NOOKYとか、ブラックDⅢとか、35mmエルマーとかどうだろう…なんて考えていないつもりである。