自家現像始めます ~道具準備【追記・更新】

  • 2018-03-11
  • 2019-07-02
  • Film


【自家現像を始めて約1年経ったので、実際のところはどうなのか(買ったものは今も使っているのか、役に立つのか)という点を追記しています。変更部分にアンダーラインを引いています。】


先日、出張先の街中で雨の中バルナックライカと散歩をしていた時、このシーンがモノクロで写せたらな…と思うことが多くあり、モノクロで撮影したい気持ちが大きく膨らんだ。

ただ、モノクロフィルムは近所のキタムラなどで現像を頼むと外注となり、費用も納期もかかる。ILFORD XP2などは例外で、カラーと同じ処理ができるが、いずれ色んな種類のフィルムを試したくなるだろう…となると、俄然浮上してくるのが自家現像である。

準備は有名な「アレモコレモ」さんのブログを始め、多くの方のブログ記事を参考にさせていただいた。

フィルムカメラを始めてすぐの頃から自家現像というものがあるのは知っていたが、こんなめんどくさくて、手間のかかること一体誰がするのだろう(すみません…)と思っていた。
人は変わるものだ。

10年以上連れ添ったロードバイクを売り払って、すぐ新しいことを始める自分も少しどうかと思うが、一度やる気になったら止められない。そのことばかり考えてしまうから。まずはやってしまうのが一番だ。

さぁ、やると決めたからには細々としたものの準備。
まだ必要な物を準備しつつあるだけではあるが、どこで何を買ったか、具体例を忘備録も兼ねて書いていく。

多くのモノはポイントが溜まっていたヨドバシカメラで揃えた。

<ヨドバシで買ったもの>

・LPL現像タンク5041(プラスチック)
 リールが二本入れられるタイプ。つまり35mmフィルムを二本同時に現像できる。さらにリールを組み合わせてブローニーフィルムにも対応できる。タンクもリールもプラスチック製で「本格感」には欠けるが、リールのフィルム巻取り機構がとても優秀で、初心者はステンレス製のものよりもこちらにすることを強く勧めたい。

・エツミポリエビン1リットルタイプ(今のところ、現像液の貯蔵に使用中)

・漏斗2個(これはホームセンターのコーナンで買った方が安かったな…)

・フィルムピッカー

・フィルムクリップ

・フォトスポンジ

・ダークバッグ エツミL(ヨドバシの写真用品コーナーでコレのサイズをLにするかMにするかで15分くらい悩んだが、Lにして正解だった。ダークバック内の空間が広いほうが作業がしやすいし、2本同時現像やブローニーの現像もしやすい。こればかりは大は小を兼ねるのだと思った。)

・攪拌棒

・水切り剤ドライウェル

・現像剤D-76(最も一般的なもの。参照できるデータが多いとのこと。)

・定着材 中外写真薬品マイフィクサー(非硬膜の方が汎用性が高い…?)

・水洗促進剤QW

<100均CanDoで買ったもの>
・1L計量カップ5個(現像液、停止液、定着液、水、予備。油性ペンで直接記入して混ざらないようにしている。)
・バット代わりの入れ物3つ(薬液の温度調整用。深めの入れ物がいい。)

<ホームセンター(コーナン)で買ったもの>

・ビニール極薄手袋100枚入(お掃除コーナーにあった)

・計量カップ500ml

<amazonで買ったもの>
・防滴タイマー←買ったけど、結局時間管理はスマホのアプリ(Massive Dev Chart)ですることにしたので、実際はほぼ使用せず。
・タニタスティック温度計(KAIの物がコーナンにあったが、本体が防水でなかったためタニタを購入。)
・書籍 「モノクロ写真の現像とプリント」

停止液は家にあるクエン酸で代用したいと考えている。
あとは薬液保存用、廃液保存用の2Lペットボトルが4本ほど必要になるか。

加えて、

安全ゴーグル(薬物が目に入ると非常に危険。)

エプロン

この安全グッズに関してはアレモコレモさんのアドバイス。ありがたい。
ここまで揃えれば万全だ。

新しいこと始めるのは、いつでも楽しい。
いつでもワクワクすることを探している。趣味はこれでないと。

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