3度目の自家現像とLeicaDⅢ入院

先日、3度目の自家現像を行った。
4月初めにLeicaDⅢがやってきて以来、4本のモノクロフィルムで撮影した。
TRI-X400とLomo Earl Grayそれぞれの2本ずつ。
ここ最近仕事が非常に忙しく、出張先で気晴らしに散歩カメラするものの、自宅で現像までなかなか手を付けられず、現像しないまま4本も貯めてしまった。


今回はそのうちTRI-X400を2本現像した。
まだたったの3度目にも関わらず、手順をよく確認しないまま作業を進めてしまい、何回やってもベロ出しがうまくいかなかったり、フィルムの先端をカットせずにリールに巻き始めてしまったせいで何回巻いても途中で引っかかってしまったり…2回目の自家現像よりも時間がかかってしまった。反省。ただ、なんとか現像には成功し、浴室に吊るして翌朝回収&デジカメデュープ。

すると…右端が感光しているコマが何個もある。
コマ被りして多重露光のようになっているならそれもわかるが、どうやらコマ被りはしていない。

原因が分からず困った…とTwitterでつぶやいたところ…

かの高名な「アレモコレモさん」から返信をいただき、どうやら高速シャッターを使用した際に、シャッター幕がバウンドして、その隙間から感光するのが原因であろうとのこと。アレモさんもDⅢで過去に同様の症状が現れ、修理調整してもらって直ったとのこと…

すぐさま販売店に連絡し、症状を伝えると、その日のうちにDⅢは入院のため旅立つこととなった。

この現象、もし自分ひとりだけだったら原因が分からなかっただろうし、原因が分かったとしても直るものとは思わず、そのまま1/500は使わずに使い続けていたかもしれない。今回はありがたくも、助けていただいた…。

というわけで、ここしばらくDⅢを使っていたのだけど、これからはⅢbを使うことになる。カメラもレンズもサブは大切という旨のTweetをしたところ、アレモさんからおすすめのレンズをサブのサブのサブのサブくらいまで紹介され、たじろきながらも、真剣に検討しているところ…である。本当に、次のレンズ何にしよう…

フィルムカメラって、こういう点でも面白い。
機械式なら直せる職人がいる限り直ることも魅力。
こんな趣味他にないのではないだろうか…。

DⅢ、元気になって帰ってきますように。

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