RolleicordⅣ 初めての現像

「せめて何か写っていてくれ」と祈るような気持ちで、初めてRolleicordⅣから出したブローニーフィルムをトイラボさんに出して数日。とうとう現像上がりの連絡が来た。

送られてきたデータを見ると…、これが中判かと唸らずにはいられない写真が出てきた。

RolleicordⅣ Xenor75mm f3.5 PRO160NS
RolleicordⅣ Xenor75mm f3.5 PRO160NS
RolleicordⅣ Xenor75mm f3.5 PRO160NS
RolleicordⅣ Xenor75mm f3.5 PRO160NS

撮影者の腕はともかくとして(2、3枚目なんて明らかにピントを外しているし、水平とれてないし…)フィルムの懐というか、奥行きというか…立体感。これが中判かと。
PCに表示して「おぉ、これはすごい」と感動していたら、後ろから嫁さんが来て同じような反応をしていた。
やはりいつもの写真とは違って見えるらしく、正方形という違いを差し引いても、写りの質感の違いは感じ取れるようだ。

各種操作も独特でおぼつかなく、多重露光はするし、現像上がりのデータは9枚しかなかったりと…本当に写っているのか不安な初陣で、色々と上手くいかない面があったものの、かなり満足している。

これは病みつきになりそうだ。

今回の被写体は植物と子供主体だったので、今後は海、山、街…
軽量なローライコードを連れて、いろんなところでこの魔法のようなファインダースクリーンを覗いてみたい気持ちになっている。

これはほんとに、やってみてよかった。中判始めるか始めないか、迷う必要なんてなかった。

スポンサーリンク