はじめての海水浴とVelviaが見た海

先日、ふと思い付きで淡路島の浜へ海水浴に行ってきた。

仕事が不定休なため、休みの入るタイミングがまちまちで、連休もあれば単休もある。
たまたま何の予定もない2連休の昼食時、ふとした会話からその日が海水浴チャンスだと気づいた我々夫婦は、昼食を早々に済ませて手早く準備をし、海へ繰り出した。

1歳半の娘は、海を見たことはあったが、入るのはこれが初めてとなる。

抱っこして海に入ると最初こそ「こわい、こわい」と言っていたが、
すぐに慣れて、打ち寄せてくる波に当たりながら楽しそうにしていた。

この日、連れて行ったカメラはRolleicordⅣとNikon F6。
ローライコードにはVelviaを詰めて撮った。
<以下、RolleicordⅣとVelvia100にて撮影>

海に腰まで浸かって、太陽にきらめく海面を、岸に向かって撮ったりした。きっと、XX万円するローライフレックスで同じことはしないだろう。

もう少し、玉ボケになるかなと期待していたのだけれど、絞りを思い切って開けられなかった。

折しも酷暑の夏。1時間ほどで撤退したが、十分に夏・海を感じることができた。

上がってきたリバーサルフィルムを見て、娘が「うーみ、うーみ」と言ったことに驚いた。
大きいフィルム面の長所がもう一つ見つかった。

部屋の半透明の引き戸がリバーサルフィルムでだんだん埋まっていく。
窓の光に透かして見ると、思い出が瑞々しく詰まっている。
触ると海辺の湿気を感じられそうな質感。

またひとつ、季節の空気をたくさん吸い込んだフィルムができた。

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