【Hasselblad500C/M】リバーサルフィルムの魔法

アクリル製のフォトフレームにそのままリバーサルフィルムを入れて飾ってみた。
瑞々しいリバーサルフィルム、こうしてみると何か本能的に刺さるものがある。ライトボックスが無くとも、フィルムそのものの質感を手軽にじっくり楽しめる。

その様子をtwitterに投稿したところ、非常に多くの人に見ていただいており、かなり驚いている。去年の9月にtwitterを始めて以来、最大の伸びとなっている。

「中判ポジという選択肢。」というリプライをしてくれた方がおられた。
リバーサルフィルムはプリントしなくても楽しめ、さらに中判だと写真がそのまま飾っても何が写っているかわかる大きさなので、まだ経験されたことのない方々にはぜひ「新たな選択肢」としておすすめしたい。


そして昨日、また新たなリバーサルフィルムの現像が上がってきた。
先日購入したHasselblad500C/Mで撮影したフィルムだ。

Hasselbladでの撮影、実はこれが最初の最初というわけではない。

1本目はACROSを詰めて絞りとシャッタースピードを変えながら、カメラの設定をメモした紙をひたすら撮り、すぐ自家現像して動作に問題ないことを確認した。今までの経験上、整備済やOH済であっても動作不良というのは中古カメラにつきまとうので、まずはこれをしないと始まらない。

2本目はリバーサルを詰めて家の中で1歳の娘を撮りまくった。現像結果がすぐ見たかったので無理やり撮ったが、露出不足な写真ばかりでマトモに写っていたのは2枚しかなかった。(ラティチュードの狭いリバーサルの洗礼を受けた…(涙)

3度目の正直は4本のリバーサルとネガ1本をまとめて撮った。

これまでの実験や失敗のおかげで操作にもある程度慣れていたので、かなり快適に撮影できた。
明るくて立体感のある、ファインダースクリーンの世界を冒険しながら撮影し続けた。

<以下撮影:Hasselblad500C/M PlanarCF80mmf2.8 PROVIA100F >
<スキャン:EPSON GTX-980 2400dpi>

子育てに励むツバメが舞う中、空に虹がかかった
立派なカマキリも猛暑に一休み
今夜は…焼酎かウイスキーか…


娘と姪っ子を撮っていたら、あっという間にフィルムがなくなってしまった。


ハッセルで撮ることの楽しさ、Planarという美しい描写をするレンズ、相変わらず瑞々しいPROVIAの質感…。そしてまた新しいフィルムを注文する。

さて、次はどのコマをアクリルフレームに入れて飾ろうかな。

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