とうとう今日でブログを始めてちょうど1年。
フィルムカメラに去年の夏からハマり、冬にブログを立ち上げ、細々ながら更新し丸一年で57ポスト。
6日に1記事くらいのペース。
ブログの記事は何日かかけてじっくり書くほうなので、性格上、量産はできない。
趣味の中でカメラほど長く続けているものは無い。
2009年にRICOH GX200を購入したところから考えると、もうすぐ10年になる…(!)10年経った割には…と自分でも思いはするが、試行錯誤しつつ楽しく続けられており、子供が生まれてからはさらに加速してもはや生活の一部になっている。
この一年で私のカメララインナップからデジタル機が消えてしまった。
今手元にあるのは、
・Hasselblad 500C/M
・Nikon F6
・Rolleicord Ⅳ
・Leica Ⅲb
・Leica dⅢ
・minolta Hi-Matic F
以上6機種。
今年の春にRolleicordⅣで中判ネガを体験し、さらに中判リバーサルに手をだした。これがとても魅力的なフィルムで、鮮鋭であるもののデジタルほど生っぽくもなく、そのシーンの光や空気、時には風の匂いまでフィルムが吸い取ってくれる。中判のふくよかな質感でその場面をありありと描写してくれる。
そして中判リバーサルを体験した先にHasselbladが待っていた。
ハッセルで撮るリバーサルフィルムは、撮って良し、見て良しで完全に魅せられている。アクリルフレームに飾ったものを明かりにかざして子供と見るのはとても楽しい。もちろん、ハッセル自体のカメラの造りや質感も病みつきになるすばらしさ。
ただ、現行リバーサルはISO100以下のものばかりなので、子供の室内撮りはいつも厳しい。せめてISO400のネガフィルムを使えないかな…と、替えのマガジンの購入を検討している。
今となってはメインカメラは完全にハッセルだが、出張族の私はハッセルをさすがに出張先まで持っていこうとは思わない。出張先の散歩カメラの相棒は専らコンパクトなバルナックライカだ。
このブログも実は“バルナックライカ”関連での検索流入が多かったりする。
バルナックも見て良し、撮って良しのカメラだから、やはり写真へのモチベーションはそのカメラ自体が好きかどうかということも大きく関わってくるのではないかと思っている。手元にないと、一枚も撮れないから。
ブログ、と密接に連動しているのがtwitter。
秋にはtwitterで知り合ったカメラ仲間と横浜をフォトウォークした。
「オフ会」なるものは初めてだったけれど、やはり同じ趣味の者同士、すぐに打ち解けてどんどん撮って歩いて本当に楽しかった。
このメンバー、全員がハッセルを所有するに至ったので、次に会うときはみんなこの瓜みたいな変わった形のカメラをぶら下げて会うことになるのだろうな。
横浜クラカメスナップ会(前編)
あとは、たまにフラットヘッドスキャナGT-X980のことを調べていてこのブログにたどり着いてくれている方もいる。少しでも役に立てたらいいなと思う。
中判リバーサルの自宅スキャン【EPSON GT-X980】
二年目はどんなことが待っているのだろう。
フィルム界隈は相変わらず厳しい情勢のようで、いつこの世からなくなるとも知れないニュースが舞い込んだりしているけど…。
もうすぐ二歳になる子供の成長とともに、自分の趣味もどんな風になっていくのか、先がよくわからないから、楽しみな部分がある。