いつのまにか2019年になってしまった。
という印象が正直なところで、年末年始も仕事で忙しく、ただ日常が積み重なっていく。
…とはいえ、31日は自宅に居ることができたので、紅白を見たり、1日には嫁さんお手製のおせちを食べてから出張へ。おかげさまで年の瀬を少しなりとも感じて平成最後の年を迎えることができた。
表題の有馬温泉、実は去年の12月に行ったときのもの。
大阪から近いので、以前からその存在は知っていたが、訪れたのは今回が初めて。
珍しく温泉宿に「ロッジ」が併設されているところに家族三人で宿泊した。
この旅行で消費したリバーサルブローニーフィルムは5本。
<HASSELBLAD500C/M PlanarCF80mmf2.8 PROVIA100F>
目的地に到着したのがすでに夕刻であったので、夕闇迫るいい雰囲気の温泉街が迎えてくれた。
できたて熱々の温泉まんじゅうをほおばる。じんわり甘さが広がる。
炭酸せんべい屋さん。通常お店で売られているものはパリパリした食感だが、できたては柔らかい…けど、ものの数秒で硬くなってしまう。
このお店ではできてすぐの柔らかいうちに食べられるのが売りになっているようで、型から外したばかりの熱いせんべいに皆一生懸命噛みついていた。(もちろん、私も参戦した。不思議な食感と優しい風味で、美味しかった。)
今回泊まったロッジはこんなところ。
もうすぐ2歳の娘は「きのおうち~♪」と喜んでいた。
玩具博物館の1Fにあるショップ「ALIMARI」
子供に媚びない職人の技が光る。
夕食のため、夜の街へ…と言っても7時前の早い時間ではあるけど…。
この通りの向こうにあるおいしい蕎麦屋さんで満足満足。
ロッジに帰ってから、子供を風呂に入れて、寝かしつけ、嫁さんと交代で本館にある温泉に浸かる。さすがの名湯、有馬温泉。
湯上りに、コンビニで買った「知多」を、ハッセルを眺めながら呑む。
贅沢なひととき。
翌朝、ロッジの周辺を散歩。冬は営業停止中のジャグジープールが朝陽に映えてシュール。
「もみじのにしき、かみのまにまに」
玩具博物館でひとしきり遊んでから帰宅。
心身ともにリフレッシュできた。
年末年始をせかせかと働いて過ごす気力も湧くというもの。
ことしも「OFF」を大切に、カメラたちと気持ちよく過ごそう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。