Twitter 上でフィルムカメラ好きの縁で仲良くさせていただいているテヅクリさん(@tedsukuri)と、ワタナベさん(@sutougen ) とともに横浜でフォトウォークしたのが去年の10月。
第2回を開催する運びとなり、今回はもう一人まつむらさん(@classicalcamera)という強力な(←後述)メンバーを加えての開催となった。
前回と比較して(歩行経路)短距離戦、横浜山手の洋館のスナップがメイン。
集まったカメラたちがこちら。

twitterでよく見かける「フォトウォーク」と呼ばれるイベントでよく撮られる、カメラの集合写真。その中でもこれほどハッセルが多数派になっているものはなかなか見かけないだろう…。特にまつむらさんのプロシェード付きハッセルのインパクトは、その左上の露出計も含めて、何か武器の類と勘違いされそうな迫力がある。(写真内、M9は「クラシック」とは言えないが、テヅクリさんにお借りしたレンズ:Serenar50㎜ f1.8はクラシックと言えるだろう。)
まつむらさん、ハッセルの扱いがとても、手慣れているというと語弊がありそうだが、とにかく「仕事道具としてのハッセルの扱い」をされていて、いつも壊さないかビクビク触っている私からすると、その姿はとてもかっこいい。
そのまつむらさん、クラシックカメラの修理人で、以前は撮影する側の仕事をされていたが、現在は修理を生業とされている。つまり撮る人のことが良く分かったカメラのお医者さんなのだ。ハッセル使って1年弱の私からすれば雲上人だ。だが、ありがたいことに、そんな雲上人もこの未熟者に明るく楽しく、気さくに話しかけてくれる。


ぜひ一度まつむらさんのお店を訪れてみたいと思っている。
さて洋館の写真だが、いつものPROVIA100Fで3本撮ったものの、実は1本はフィルムを裏返しに装てんしてしまい、フィルムバックを開けた瞬間に膝の力が抜けた…。(つまり、フィルムには何も写っていない…) 雑談しながらフィルムを装填したことが原因と思われる。 慢心することなく修養に励めということか…。











使用機材はHasselblad500C/MとPlanarCF 80mm f2.8。
洋館の主人が実際に住んでいた時代、どのような生活だったのだろう。現代人が見ても存分に「洋風」を感じられるこの建造物、明治時代の日本人の目にはどのように映っていたのだろうと想像すると面白い。そこここに残る息遣い、生活の跡…。そういえばこれらの洋館は我が家のLeica DⅢと同年輩だ。
洋館巡りののち、風光明媚な山手の町をハッセルを抱えたオジサン四人(なかなかない光景。)でスナップしながら歩いた。結果として私はした「つもり」となってしまったのだが…。
その後、まつむらさんとは別れ、テヅクリさんとワタナベさんと共に夕闇迫る中華街へと向かう。
夜はデジタル機:Leica M9の出番だ…その模様はまた次回…