ユーノスロードスターちょこちょこレストア(シフトブーツ、革ハンドルカバー、ペダルカバー、フロアマットetc…)

11月に我が家にやってきたNAロードスター、SR Limited。
名前に『ユーノス』と付いてはいるけど、この最終型が出るころには販売チャネルとしての『ユーノス』は消えているという、バブルとマツダの栄枯盛衰を感じさせるネーミング。(当時は小学生だったので、そんなこと知る由もないが。)マツダはその後も多くの荒波を乗り越えて、今なお『世界一』のオープンツーシターとしての血脈をつなぎ続けていることは皆の知るところだ。

SR limitedは1997年に発表・発売されたクルマであるので、生産後20年以上経過している。
97年と言えば、初代プリウスが発売された年だそうだ。
初代プリウス…そうか……。

さて、我が家に11月にやってきた初代ロードスター。
当然のことながら経年に伴う各種部品の劣化は避けられないものがある。
しかしながら、納車前にエンジンを始め、各種油脂類等、安全に直結する箇所はしっかり整備点検、必要があれば交換がなされている。

しかしながら、ぱっと見でわかる箇所、特に樹脂製のものは劣化が目立ち、なんとなくボロ・ヤレ感が出てしまう。

例えばこれ。

ドアの取っ手のねじ隠しパーツ

このパーツ、ドア内張を剥がすときには必ず外すパーツということもあり、よく(?)外すのだが、樹脂が劣化してポロポロ端から崩壊しつつある。

そこで

It’s New!!

もちろん左側が『新品』。驚くべきことにこんなパーツも新品が供給されている。「モノタロウ」という各メーカの純正パーツなどを扱う通販サイトから細々としたモノを購入しているが、初代ロードスター関連のパーツが豊富に揃っており、非常に衝撃を受けた。ユーノスロードスター、デビューは1989年なのである。そんなクルマなかなか無い。(知らんけど。)おそらくレストアサービス開始に伴って部品が復刻してきているのだろう。やはり『GENUINE』の文字に心が躍ってしまう。

生まれ変わった姿

新しいパーツをつけた姿はなんとなく気恥ずかしさ的なものが漂うが、ベテランパーツ勢はぜひ仲良くしてやってほしい。

そのほかに…

古いペダルカバーを引っぺがして
交換!
穴が開いてくたびれたシフトブーツを…
新品に…
交換。

ついでにシフトノブもアルミ削り出しの物からナルディに変更している。(ステアリングMOMOだけど…)

新旧フロアマット

フロアマットは58ドライブさんから購入。英国マツダのモノらしく、

しっかり『GENUINE』なヤツだった。マットの左上、フットレストの切り欠きはNBの大きさにカットしてあるようだ。フットレストをNA用からNB用に付け替えていたのだが、ぴったりフィットしてちょうどよかった。

ボトルホルダーとアッシュトレイ

納車時はアッシュトレイ部分がボトルホルダーになっていたが、Amazonでホルダーの安いものを友人から聞き、購入。

アッシュトレイをモノタロウで購入して付けた。パコっとハメるだけの簡単交換。でもたばこは吸わないからただの蓋つき小物入れとして使いたいので、

灰を受けるところを外した。
ペンチでくいくいっとやるだけで簡単に取れる。

こんな感じに加工して再度取り付けている。

最後に、

MOMO製エアバッグ付きステアリング

このヤレたステアリング。
エアバッグごと取り外してナルディ製にしようかとも思ったが、せっかくついている貴重な安全装備を意図的になくしてしまうのも気が引けるので、

これを取り付けて、娘の昼寝中に編み編み編み…すると

このような感じになり、見た目的には大変満足な状態になった。




もはや、ちまちまと直すことが趣味の一つとなっているけれど、楽しいのでOK。次はどこをちょこっとレストアしようかな。

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