
つい最近、3歳の長女が操るRICOH GX200が私の姿を捉えた…のが上の一枚で、手振れというより腕ブレしながら撮ってくれたそれは大変に前衛的な仕上がり。撮り終え、モニターを確認した後の一言も、「ブレちゃったねぇ~」と一人前。誰の真似なのか気になるところ(笑)でも、「撮るからこっち向いて~」と言って撮ってくれた一枚なので実は結構嬉しかったりする。

これは、最近できたばかりの妹を抱っこする私を撮ったもの(と思われる)。変わらないブレっぷり。

私は現在約1か月の育休中であり、基本的に家事は全部やる(意気込みである)。慣れない作業に悪戦苦闘する日々であるが、これは台所でスマホを使って夕食のレシピを調べているところを、娘が撮ってくれた。ブレがだんだん、落ち着いてきている。
そのまま作業を続けていると、なんとフラッシュが光った。
相変わらず腕をブラしながらの撮影ではあるものの、フラッシュのおかげでシャッタースピードが上がり、普通の写真になっている。ここに上げられないのが惜しい。たまたまフラッシュ繰り出しボタンに指がかかり、撮影できたものと思われるが、娘は結構手ごたえを感じたようだ。3歳児、侮れない…。
他にどんな写真が入ってるんだろう…とSDカードをPCに入れて読み込むと…

あれ…撮りあいっこしてる。データを見ると去年の9月。こんなことした記憶がない。そして、ブレてない。

車内でこんなセルフポートレート(?)もしていた。
その他、謎の写真たちが大量に撮れていたが、最近はだんだん「撮りたいものにレンズを向けてシャッターを切る」という行為がしっかりできつつあることがよく解り、こんなところにも成長を感じてしまう。
あとで設定を見てみたら、冒頭のブレブレ写真は、絞りがかなり絞ってあったせいの様だ。おかげで面白いものが見れたけど(^^
長女には以前、おもちゃのデジカメを買い与えたことがあったが、やはり動作も操作感もおもちゃで、シールでデコレーション後はほとんど使われていない。結局私がほとんど使わなくなったGX200を渡して、それを愛用してくれている。ボロボロのGX200、2020年に自分の娘の手で活躍するなんて、買った頃は思いもしなかった。現代のGRにも見られる、ほぼ右手だけで完結するシンプルな操作系は3歳児にも通用するようだ…!(?)

(ファインダーを覗く仕草をしきりとやりたがるので、ビューファインダーを買ってあげたくなってしまう。)