Mamiya6 Automatとリバーサルフィルムで赤ちゃんを撮る

1月、私は 『シャッター音が静かで、近接撮影装置の入手が容易な、子供連れグッズとカバンで共存できる容積のカメラ』 をひたすら探していた

すべて、新しく家族が増えること、つまり赤ちゃん撮りに対応するためだった。
中判リバーサルは相変わらず大好きだけれど、やっぱりハッセルはシャッター音も大きいし、本体も大きく重い。まどろみかけている赤ん坊を「シュボッ」というあの素敵な音で起こしてしまってはそのあとが大変だ。(でも、モノとしての魅力はハッセルが大幅に勝っていると感じてしまうのも本当のところ…。)

そこで巡り合ったのがMamiya-6 Automat。貼革を自分で替えたりプロクサー(近接撮影メガネ)を用意したりした後、すでに一本目の撮影は終えていたので、今回が二本目。

フィルムの扱いは簡単。大体のことをマミヤならではのカラクリがやってくれる。

生まれたばかりの次女と、3歳の長女を主に撮ったフィルムが、昨日上がってきた。

お姉ちゃんデビュー。赤ちゃんに目が向きがちだけど、長女をまずは大事にしたい。
お手伝い。育休中の主夫を助けてくれます。
日向ぼっこ。

このカメラ、レンズはオリンパスのズイコーが付いている。素直で、いいレンズだと思う。中判リバーサルらしい立体感と、臨場感(その場にいたことを思い起こさせる力)…が十分にあると思う。 このズイコーが経年劣化で曇りやすいそうだが、たまたまウチの個体はとてもきれいな状態を保っている。とは言え、いつ曇り始めるかもわからない(笑)

赤ちゃんは毎日顔が変わっていく。 (今のところ)うるうるのズイコーで、どんどん撮っていきたい。

2020年、(個人的に)蛇腹カメラ元年。
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