【RolleicordⅣ】初めての海水浴と平成最後の夏
今年の夏は「平成最後の夏」という言葉をよく目にした。 確かに、これまでは元号がいつ変わるかなんて予想もしないことだったから、これが事前にわかるということは日本人にとって少し目新しいことなのかもしれない。 これ自体はなんだかとても、センシティブな話題だけど。 それよりも、平成生まれの方々は、自分の生まれたときの年号が変わるから、インパクトを感じているのかもしれない。自分なんて昭和生まれだけど、平成に […]
今年の夏は「平成最後の夏」という言葉をよく目にした。 確かに、これまでは元号がいつ変わるかなんて予想もしないことだったから、これが事前にわかるということは日本人にとって少し目新しいことなのかもしれない。 これ自体はなんだかとても、センシティブな話題だけど。 それよりも、平成生まれの方々は、自分の生まれたときの年号が変わるから、インパクトを感じているのかもしれない。自分なんて昭和生まれだけど、平成に […]
私が思い出すことのできる一番古い記憶は… ちいさい頃住んでいた古いマンションのリビングの畳の上、 ブラウン管のテレビが何か言っているのを背景に、 ベランダに通じる窓にかかったレースのカーテンが風にひらひら揺れているのが面白くて、 ぼーっと眺めている光景だ。 畳の上にはクルマか何かのおもちゃがいくつかあったかもしれない。 秋だったと思う。 やわらかい陽の光が季節の変わり目の風と共に入ってきて、 外に […]
先日、ふと思い付きで淡路島の浜へ海水浴に行ってきた。 仕事が不定休なため、休みの入るタイミングがまちまちで、連休もあれば単休もある。 たまたま何の予定もない2連休の昼食時、ふとした会話からその日が海水浴チャンスだと気づいた我々夫婦は、昼食を早々に済ませて手早く準備をし、海へ繰り出した。 1歳半の娘は、海を見たことはあったが、入るのはこれが初めてとなる。 抱っこして海に入ると最初こそ「こわい、こわい […]
初リバーサルは、35mmではなく、ブローニーになった。 今までNikon F6やバルナックライカで撮っていた時は、リバーサルはなんだか敷居が高くて、手が出せなかった。F6なんか、面目躍如なのに… でも中判なら遠慮することはないという謎の思い込みが働いた…というよりも、ネット上で見かける作例の美しさに魅かれて、少し試してみることにした。 ブローニーならリバーサルフィルムとネガフィルムとの価格差もあま […]
少し家族で遠出する機会があり、ローライコードⅣとライカⅢbを持ち出した。 Peak Design Everyday Sling 5LにNikon F6とバルナックを入れたりするのだが、その時よりも断然軽い。 二眼レフ…見た目が重たそうに見えるが、ローライコードは意外と軽く、実測で845g。NikonのAFレンズ最軽量級の50mmf1.8を付けたF6が1255gだったので、400g差となる。 肩に単 […]
ローライコードで66判の写真を体験して以来、すっかりその虜になってしまった。 ましかく写真の奥行き、スクリーンファインダーの別世界の魅力に取り込まれている。左右逆像が脳の普段使わないところをじんわり刺激している。モノクロ自家現像もやってみて、その味わいにやっぱりやられている。 出張明けの貴重な休みの日のうち約一時間、以前から撮りに行きたかった箕面の滝へ急いで向かう。一人で。 休日に、嫁さんも子供も […]
前回のポストで中判の魅力にやられてすぐのこと… 裏ブタを開けて、絞りレバーを動かして流麗な絞りの動きを眺めていたら… ここから動かなくなってしまった。 買ったばかりのカメラ、二眼レフなんて初めてだったので、もしかして操作を誤ってしまい壊れたのかと焦った。何か知らない作法があって、それを破ってしまったのか…。 深追いは禁物とわかってはいても、何かの拍子に復旧するかもと色々試した。 しかし、全く動かな […]
「せめて何か写っていてくれ」と祈るような気持ちで、初めてRolleicordⅣから出したブローニーフィルムをトイラボさんに出して数日。とうとう現像上がりの連絡が来た。 送られてきたデータを見ると…、これが中判かと唸らずにはいられない写真が出てきた。 撮影者の腕はともかくとして(2、3枚目なんて明らかにピントを外しているし、水平とれてないし…)フィルムの懐というか、奥行きというか…立体感。これが中判 […]
APS-C機のNikon D7000で写真を撮っていた頃、高嶺(高値)の花のフルサイズ機はとても「偉い」存在の様に感じていた。それよりさらに巨大なセンサーを積んだ中判デジ一眼なんて、趣味でやっていいレベルのものではないと思っていた。 しかし、フィルム機にハマってから、フィルムの世界では「フルサイズ」が当たり前だし、中判機も中古で手に届く範囲にある。そして、Twitterなどで目にする中判機の描く世 […]